「恵みは追って来るもの」
2024年2月25日(日) テキスト:詩篇23篇6節前半 (旧約聖書954頁) この詩篇の著者ダビデは、晩年になって自身の生涯を回顧してこの詩を記したと考えられます。ダビデはユダ族でベツレヘムに住むエッサイの息子で、8人兄弟の末弟、若き頃は羊飼いを職とする者、竪琴の奏者とし...
佐々木 優
2024年2月25日読了時間: 3分
「一緒に生きましょうという杯」
2024年2月18日(日) テキスト:詩篇23篇5節後半 (旧約聖書954頁) この詩篇の著者ダビデは、老年になって自身の生涯を回顧してこの詩を記したと考えられますが、老年になって何故、詩を記したくなるほどに自分の生涯を回顧したのでしょうか・・。回顧することが今を生きる力と...
佐々木 優
2024年2月18日読了時間: 3分
「批判、悪意をもって人が臨んで来る時」
2024年2月11日(日) テキスト:詩篇23篇5節前半 (旧約聖書954頁) 5節前半「私の敵をよそにあなたは私の前に食卓を整え頭に香油を注いでくださいます。」 本日はこの箇所から学びたいと思います。 「敵」と訳されていることばは、「自分に悪意をもって臨んで来る人、自分を...
佐々木 優
2024年2月11日読了時間: 3分
「それが私の慰めです」
2024年2月4日(日) テキスト:詩篇23篇4節後半 (旧約聖書954頁) 4節「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。」...
佐々木 優
2024年2月4日読了時間: 3分
「主が共におられるから死を恐れません」
2024年1月28日(日) テキスト:詩篇23篇4節前半 (旧約聖書954頁) 詩篇23:4前半「たとえ死の陰の谷を歩むとしても私はわざわいを恐れません。あなたがともにおられますから。」 ①「死の陰の谷」とは 河村従彦師は、このように註解しておられます。「元々のことばでは、...
佐々木 優
2024年1月28日読了時間: 4分
「御名のゆえに私を義の道に導かれます」
2024年1月21日(日) テキスト:詩篇23篇3節後半 (旧約聖書954頁) 詩篇23:3後半「御名のゆえに私を義の道に導かれます。」 ①「御名のゆえに」とは 元々のことばを見ると、「名前のために」という意味になっています。神様の名前のためにということ。...
佐々木 優
2024年1月21日読了時間: 2分
「主は私のたましいを生き返らせ」
2024年1月14日(日) テキスト:詩篇23篇3節前半 (旧約聖書954頁) 3節前半「主は私のたましいを生き返らせ」 人間は活動することによりたましいが置き去りにされてしまう。安息日、現在の日曜日は、たましいを生き返らせる必要があるとして定められている。...
佐々木 優
2024年1月14日読了時間: 2分
「いこいのみぎわと感じることができるのは」
2024年1月7日(日) テキスト:詩篇23篇1~6 (旧約聖書954頁) 2節「主は私を緑の牧場に伏させいこいのみぎわに伴われます。」 緑の牧場は、ただ偶然にできるのではなく、羊飼いの途方もないほどの労働と時間、そして、土地利用の技術の結果としてできていくものであったのと...
佐々木 優
2024年1月7日読了時間: 3分
「私の人生をコントロールして下さっている」
2023年12月31日(日) テキスト:詩篇23篇1~6 (旧約聖書954頁) 1節「主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。」 この詩篇23篇を記したのは老年になってからのダビデです。 ダビデは羊飼いの息子であり、彼自身が羊飼いでした。そして、イスラエルの王に君臨し、...
佐々木 優
2023年12月31日読了時間: 4分
「生まれて来る環境を選べなかったイエス様」
2023年12月24日(日) テキスト:ルカの福音書2:1~20(新約聖書110頁) ヨセフとマリアは住民登録のために居住地ナザレからヨセフの故郷ベツレヘムに向かう。ナザレからベツレヘムまでは約170キロ、当時では1週間くらいかかった。身重のマリアにはかなり厳しい旅であった...
佐々木 優
2023年12月24日読了時間: 2分
「もう無理だと思った時そこにいた神様」
2023年12月17日(日) テキスト:マタイの福音書1:18~25 (新約聖書1頁) 20~21節「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分...
佐々木 優
2023年12月17日読了時間: 3分
「情けなく思えてもそれでいい②」
2023年12月10日(日) テキスト:マタイの福音書1:18~25 (新約聖書1頁) 18節「イエス・キリストの誕生は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人がまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身ごもっていることが分かった。」...
佐々木 優
2023年12月10日読了時間: 3分
「情けなく思えてもそれでいい」
2023年12月3日(日) テキスト:マタイの福音書1:1~17 (新約聖書1頁) マタイの福音書は、イエス・キリストの弟子であったユダヤ人マタイが、ユダヤ人のために書いた書物である。マタイは、旧約聖書で預言されてきた救い主はイエス・キリストであること、旧約聖書の預言はイエ...
佐々木 優
2023年12月4日読了時間: 5分
「すべては神様の恵みであると認めて生きる」
2023年11月26日(日) テキスト:伝道者の書2:18~26(旧約聖書1,140頁) 18節「私は、日の下で骨折った一切の労苦を憎んだ。跡を継ぐ者のために、それを残さなければならないからである。」ソロモンは、後継者のことに思いを向けた結果、これまでの人生において自分が骨...
佐々木 優
2023年11月26日読了時間: 3分
「だれもさばかないイエス様のもとで」
2023年11月19日(日) テキスト:ヨハネの福音書8:1~11(新約聖書195頁) イエス様は「わたしはだれもさばきません。」(ヨハネ8:15)と言われます。なぜでしょうか・・。それは、神様がアブラハムと結んだ契約(創世記15:17)に起源があるとも言えるでしょう。その...
佐々木 優
2023年11月19日読了時間: 3分
「愚かな者とともに死ぬのか」
2023年11月12日(日) テキスト:伝道者の書2:12~17(旧約聖書1,140頁) ソロモンは、神様が知恵の心と判断する心をお与えになったが故に、彼の知的優秀さは後代までの語りぐさとなったほどの人物だった。そんなソロモンから見ると、ほとんどの人間の生き方は愚かに見えた...
佐々木 優
2023年11月12日読了時間: 2分
「快楽自体を目的とした結果」
2023年11月5(日) テキスト:伝道者の書2:1~11(旧約聖書1,139頁) 1章16節「今や、私は、私より前にエルサレムにいただれよりも、知恵を増し加えた。私の心は多くの知恵と知識を得た。」と語ったソロモンは、人間の知識と知恵との限界を認め、今度は快楽の追求によって...
佐々木 優
2023年11月5日読了時間: 3分
「現実をそのまま受けとめる」
2023年10月29日(日) テキスト:伝道者の書1:12~18(旧約聖書1,138頁) 伝道者の書の著者ソロモンは、イスラエル統一王国時代の3番目の王(紀元前971-931年在位)である。彼は、イスラエルの王とされた時、神様から「あなたに何を与えようか。願え。」と尋ねられ...
佐々木 優
2023年10月29日読了時間: 3分
「神様抜きの人生はすべてが空しい」
2023年10月22日(日) 伝道者の書の著者ソロモンは、イスラエル統一王国時代の3番目の王(紀元前971-931年在位)である。彼は、イスラエルの王とされた時、神様から「あなたに何を与えようか。願え。」と尋ねられ、「善悪を判断してあなたの民をさばくために、聞き分ける心をし...
佐々木 優
2023年10月22日読了時間: 3分
「教会の愛の交わりを壊す罪」
2023年10月15日(日) テキスト:使徒の働き5:1~11(新約聖書240頁) 当時のエルサレム教会には、救済の手を待ちわびている貧困者が大勢いたと考えられている。当時はイエス・キリストを信じる者が出ると、その者を会堂から追放するという措置がとられていた。会堂からの...
佐々木 優
2023年10月15日読了時間: 4分