「神さまの恵みを喜ぶだけで」
2025年10月26(日) テキスト:使徒の働き11:19~26 (新約聖書257頁) (19節:さて、ステパノのことから起こった迫害により散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで進んで行ったが、ユダヤ人以外の人には、だれにもみことばを語らなかった。) この箇所は使徒の働き8:4の出来事とつながっています。ステパノの殉教後に起こった激しい迫害により多くの信徒が方々に避難して行きました。ピリポはサマリアの町でイエスさまを伝えた(イエスさまが神であり救い主であることを)が、それ以外の人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで行きイエスさまを伝えました。散らされた信徒たちも初めはユダヤ人だけにイエスさまが神であることを語りました。それはユダヤ人と異邦人との間にとてつもない壁があったからでした。 (20節:ところが、彼らの中にキプロス人とクレネ人が何人かいて、アンティオキアに来ると、ギリシア語を話す人たちにも語りかけ、主イエスの福音を宣べ伝えた。) 壁があったにもかかわらず、信徒の中の、キプロス人(キプロス島出身のユダヤ人)
佐々木 優
10月26日読了時間: 3分
「神さまの働きかけ、私たちの幸せのためにーお膳立てをし、公平感で生きられるようにー」
2025年10月19(日) テキスト:使徒の働き11:1~18 (新約聖書256頁) 「この方を信じる者はだれでも、その名によって罪の赦しが受けられる」(10章43節) コルネリウスと集まった異邦人たちは、ペテロが伝えるイエスさまこそ、 「すべての人の主です」(10章36節) ということに小さな勇気を持ったのでしょう・・(信仰は、かけてみる小さな勇気)。その時に 「聖霊が下った」(10章44節) のです。神さまと霊的に離れていたことの解消および行為罪の赦し (10章43節) 、聖書が示す罪に含まれる「恥」「咎」「存在の恥」がまるごと赦され、受容されたのです。 神さまはこの時、異邦人もユダヤ人もすべての人がイエスさまに対する信仰、かけてみる小さな勇気で、罪赦され、神の家族(教会)に加えられることを目に見える形で証明して下さったのです。明白な証拠を見せられたペテロは即座にコルネリウスたちにバプテスマを受けさせました (10章47,48節) 。水のバプテスマはイエスさまを信じた人が罪赦され、神の家族(教会)に加えられたことを公に示す外的な宗教行為で
佐々木 優
10月19日読了時間: 5分
「すべての人を愛しておられる神さま」
2025年10月12(日) テキスト:使徒の働き10:44~48 (新約聖書255頁) ペテロはコルネリウスに、私たち(コルネリウスとペテロ)に幻の中で語りかけて下さった御方、イエスさまとはこのような御方ですと伝えて行きました。 「この方を信じる者はだれでも、その名によって罪の赦しが受けられる」(43節) コルネリウスと集まった異邦人たちは、ペテロが伝えるイエスさまこそ、 「すべての人の主です」(10:36) ということに小さな勇気を持ったのでしょう・・(信仰は、かけてみる小さな勇気)。その時に 「聖霊が下った」(44節) のです。その時、神さまと霊的に離れていたことの解消および行為罪の赦し (43節) 、「恥」「咎」「存在の恥」がまるごと赦され、受容されたのです。 「聖霊が下った」 のは、ペテロのメッセージの途中でした。恵みは神さまの側から一方的に注がれるものだからです(神さまが私たちを愛していて恵みを注ぎたいから)。 そしてこの時に聖霊は、 「みことばを聞いていたすべての人々」(44節) すなわち異邦人に下りました。それは、ユダヤ人と
佐々木 優
10月12日読了時間: 2分
「見えない方からの返答があったから」
2025年10月5日(日) テキスト:使徒の働き10:40~44 (新約聖書255頁) ペテロが、コルネリウスに、私たち(コルネリウスとペテロ)に幻の中で語りかけて下さった御方、イエスさまとはこのような御方ですと伝えている箇所の続きから、43節を中心に見て行きます。...
佐々木 優
10月5日読了時間: 5分