「必要なことはイエスさまがして下さる」
- 佐々木 優
- 2024年10月27日
- 読了時間: 3分
2024年10月27日(日)
テキスト:使徒の働き9:10~19a(新約聖書250頁)
前回(9:1~9)のあらすじ
迫害の急先鋒サウロは、エルサレム教会の迫害だけではもの足りず、逃げて行ったクリスチャンを捕縛するためにダマスコ(ダマスコは重要な都市で、エルサレムからは約242㎞離れ、そこにはかなりのユダヤ人が住んでいた)まで追いかけて行きました。しかしその途中で、正午頃(使徒22:6)、突然、サウロは天からの光を浴び、地に倒れ、「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。」(4節)と語りかけるイエス・キリストの御声を聞きました。殺されたはずのイエス・キリストが生きているのでは・・、しかも自分が迫害しているのは単なる信者ではなくイエス・キリストであるということに驚愕しました。盲目とされたサウロは同行者に手を引かれダマスコへ行き、そこで盲目のまま三日間の断食生活をしました。
(9:10 さて、ダマスコにアナニアという名の弟子がいた。主が幻の中で「アナニアよ」と言われたので、彼は「主よ、ここにおります」と答えた。)
(9:11 すると、主はこう言われた。「立って、『まっすぐ』と呼ばれる通りに行き、ユダの家にいるサウロという名のタルソ人を訪ねなさい。彼はそこで祈っています。)
(9:12 彼は幻の中で、アナニアという名の人が入って来て、自分の上に手を置き、再び見えるようにしてくれるのを見たのです。」)
イエスさまがどうしても伝えたいことがある時にはこのようにしてイエスさまの側から語りかけて下さる。教えて下さる。
(9:13 しかし、アナニアは答えた。「主よ。私は多くの人たちから、この人がエルサレムで、あなたの聖徒たちにどんなにひどいことをしたかを聞きました。)
(9:14 彼はここでも、あなたの名を呼ぶ者たちをみな捕縛する権限を、祭司長たちから与えられています。」)
モーセ、ヨナ、エレミヤ等々・・ほとんどの人たちが神さまからの仕事のオファーを最初は断っている。私たちは「自分で決めていい」(神さまが下さった自由意志)という神さまの恵みの原則の中で生かされている。故に、神さまからのオファーを拒否しても良いのです。神さまは拒否さえも温かく受けとめて下さる方です。神さまがどうしてもお願いをしたい時は、またの機会を備えて下さるからです。
(9:15 しかし、主はアナニアに言われた。「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子らの前に運ぶ、わたしの選びの器です。)
(9:16 彼がわたしの名のためにどんなに苦しまなければならないかを、わたしは彼に示します。」)
この時は、イエスさまはどうしても今、行って欲しかったのです。恐怖におののいているダマスコのクリスチャンのため・・。サウロのためにも迫害を止めるためにサウロを盲目とせざるを得なかったが、イエスさまの御声を聞き、困惑し悩み苦しんでいるサウロのためにも・・。
(9:17 そこでアナニアは出かけて行って、その家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中であなたに現れた主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。」)
神さまが事前に、アナニア、サウロ双方に幻の中で示しておられた故に、最善に事が解決していった。
(9:18 するとただちに、サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け、)
(9:19 食事をして元気になった。)
私たちの方から神さまのみこころを求めずとも、どうしても必要な時には神さまの方から教えて下さるのです。神さまからのオファーの拒否もOKです。またのオファーの機会を備えて下さるだけだからです。神さまからの仕事の依頼には、神さまが事前に準備をしておられ、神さまがなさろうとしておられることが進んでいくのです。