「イエスさまをもっと近くに感じる時代」
- 佐々木 優
- 2024年5月16日
- 読了時間: 3分
2024年5月19日(日)
テキスト:使徒の働き5:12~16(新約聖書241頁)
本日は教会歴のペンテコステ、聖霊の神さまが降臨したことを記念し、感謝する日です。目には見えない聖霊の神さまが、イエスさまを信じる一人一人の内側に宿ったということが現実に起こったのだと分かるようにして下さった日を感謝し、記念する日です。なぜ感謝なのでしょうか・・。それは、イエスさまがこの地上に生きておられた時代よりも、もっと近くに感じる存在として私たちと一緒に生きて下さっている時代になったからです。
ペンテコステは内容的には二つあります。
①聖霊が働かれる新しい時代が来た。
②その結果、教会が誕生した。
神さまが集中的に働かれて教会が物凄い勢いをもって始まって行きました。
そのようなことを覚えながら本日の聖書箇所を見て行きます。
12節「さて、使徒たちの手により、多くのしるしと不思議が人々の間で行われた。皆は心を一つにしてソロモンの回廊にいた。」
かつてイエスさまがなさっていた御業が使徒たちに継承されていて、多くのしるしと不思議が人々の間で行われていたこともあり、この時すでにクリスチャンは何千人という数になっていて個人の家には入りきれずに、公の場であるエルサレム神殿の「ソロモンの回廊」を集会場にしていました。
13節「ほかの人たちはだれもあえて彼らの仲間に加わろうとはしなかったが、民は彼らを尊敬していた。」
当時はイエス・キリストを信じる者が出ると、その者を会堂から追放するという措置がとられていました。会堂からの追放は単に思想信条の弾圧ではなく、ユダヤ社会から締め出され、仕事もできなくなり、経済的にも大変困難な状況に陥ることを意味しました。そこでエルサレム教会のクリスチャンたちは、各自がその時持っている財産を持ち寄って共同生活をするようになっていたのですが、イエス・キリストを信じるという告白をするということには、並々ならぬ覚悟も必要であり、軽々しく信仰を告白できないと考え、交わりに加わらない人たちがいたということです。
14節「そして、主を信じる者たちはますます増え、男も女も大勢になった。」
イエスさまが今も生きてその御業をなさっているのだと受けとめざるを得ない人たちがますます増え、男性も女性も大勢になっていました。
15節、16節「そしてついには、病人を大通りへ運び出し、寝台や寝床の上に寝かせて、ペテロが通りかかるときには、せめてその影だけでも、病人のだれかにかかるようにするほどになった。また、エルサレム付近の町々から大勢の人が、病人や、汚れた霊に苦しめられている人々を連れて集まって来た。その人々はみな癒やされた。」
聖霊がペテロを通してなさった御業が記されています。イエスさまがこの地上に生きておられた時代よりも、もっと近くに感じる存在として私たちと一緒に生きて下さっている時代になったのであるということを人々が受けとめられるようにと聖霊による奇跡がこの時、限定的に数多く起こされていたのだと思います。