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「このイエスを神はよみがえらせた」

  • 佐々木 優
  • 2023年6月11日
  • 読了時間: 2分

2023年6月11日(日)

テキスト:使徒の働き2:22~32 (新約聖書235頁)

 イエス・キリストとはいかなる者なのか・・、ペテロはイスラエルの人々に語る。

 イエス様はナザレ人でしたが、この時には既にエルサレム市民に衆知の人物であることを再確認させた。イエス様は、22節「力あるわざと不思議としるしを行」った(ユダヤ人の中には、イエス様の奇蹟は魔術の一種であり、悪霊追放は、ベルゼブル(悪霊の名称)の力によってなされたという者がいた(ルカ11:15))。しかしユダヤの人々は他国のローマの力を借りてイエス様を十字架につけて殺した。

 しかし、このことすら、「神が定めた計画と神の予知によって」(23節)起こった出来事なのだと述べた。

 24節「しかし神は、イエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせました。」ペテロはその論証としてイスラエルの英雄ダビデ王のことば(詩篇16:8~11)を引用する。

 ダビデ王は、「いつも、主を前にして」「主が私の右におられる」(25節)という神様との交わりを持っていたから、死も神様とダビデの仲を引き裂くことはあり得ず、きっと、「私のたましいをよみに捨て置かず、あなたにある敬虔な者に滅びをお見せにならない」(27節)との希望を持っていた。

 しかし、ダビデがいかに偉大な王だとしても彼のことばは彼には当てはまらなかった。「彼は死んで葬られ、その墓は今日に至るまで私たちの間にあります。」(29節)とペテロは述べる。

 ダビデのこのことばはイエス・キリストのことを指して預言していた。ダビデは「自分の子孫の一人を自分の王座に就かせると、神が誓われたことを知って」(30節)いたほどの預言者だったので、キリストが死んで復活することを知っていたのだとペテロは述べた。

 キリスト(メシヤ)が死んで復活することこそ、旧約時代の預言者が預言していたメシヤの一大特色だったのである。

 32節「このイエスを、神はよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。」ペテロをはじめ弟子たちは、イエス様の復活の目撃証人なのである。そして私たちは、その目撃証言録を目にしているのである。

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