top of page

「自分の最後の立ち位置はどこなのか」

  • 佐々木 優
  • 3月9日
  • 読了時間: 1分

2025年3月9日(日)

テキスト:マタイの福音書6:20~21(新約聖書10頁)


 20節「自分のために、天に宝を蓄えなさい。そこでは虫やさびで傷物になることはなく、盗人が壁に穴を開けて盗むこともありません。」

ここを見ますと、虫やさび→衣服を食い荒らしたり、傷物にしてしまう、盗人が壁に穴を開けて盗む・・と、いずれも消えてなくなるという意味です。

 21節「あなたの宝のあるところ、そこにあなたの心もあるのです」

 「天に宝を蓄える」とは、どこに立ち位置を置いて人生を考えるかということです。私たちは見える世界で生きていて、それはすごく大切なものであり、神さまも大切なものとして心にかけ、その部分もしっかりと見ていて下さいます。しかし、最後の立ち位置はどこに置いているのか・・そのことを意識しておくことが大切だということです。

 見えない世界で豊かに働いておられる神さまが、私たちが生きる現実にも深い関心を寄せていて下さり、見守り続け、支え続けていて下さる・・だから大丈夫だと思える。それが山上の説教なのです。

 


最新記事

すべて表示
「あなたにはわたしの傍にいてほしい」

2025年11月23日(日) テキスト:創世記3:1~13 (旧約聖書4頁)  本日の箇所には、人間の先祖アダムがサタンの誘惑に合い、自分の自由意志を用いて、いのちの木の実に手を出し、神さまとの距離ができたことが記されています。聖書が示す罪とは、その後、アダムとエバの長男カインが弟アベルを殺してしまった (創世記3章~4章16節) ことによって物理的に「罪」というものが人間に入ったということではな

 
 
「教会はイエスさまのものだから」

2025年11月16日(日) テキスト:使徒の働き12:24~25 (新約聖書259頁) (24節:神のことばはますます盛んになり、広まっていった。)  このことばは、ヘロデ・アグリッパ王による激しい教会迫害があったにもかかわらず神さまのことばはますます盛んになり、広まっていったということを示している。それは神さまがなさっておられるからです。ヘロデ・アグリッパ王のことも愛しておられる神さまの股裂き

 
 
「愛のゆえに力を制限される神さま」

2025年11月9日(日) テキスト:使徒の働き12:1~23 (新約聖書257頁) 1~4節  アンティオキア教会がエルサレム教会へ救援物資を集めていた頃、紀元44年の過越の祭りの頃、ヘロデ王(アグリッパ1世、イエスさま誕生の時の支配者だったヘロデ大王の孫、ローマ皇帝カリギュラと親交があった)は、ヘロデ王家が混血であったため、保守的なユダヤ人たちの歓心を買おうとし、異邦人との交流を深めていたエル

 
 
bottom of page