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「今をどのように見て生きるのか」

  • 佐々木 優
  • 2022年6月25日
  • 読了時間: 1分

2022年6月26日(日)

テキスト:伝道者の書3:11 (1,141頁)


 11節「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」この世界を神様不在の視点で見た時には、醜く忌まわしく悪いことにしか見えないことをも、地上のすべての「時」を支配しておられる神様が、「ご自身の時」に、「すべて」のことを、「美しい」と言える状況に変えてくださるとの約束を信じていく時に、今を喜ぶことができるということである。今をどのような視点から見るかで生き方が変わるのである。自分の人生における労苦も、労苦だけではない違ったものに見えてくるのであるということを示しているのである。

 神様は「人の心に永遠を与えられた。」すなわち、神様の視点でものごとを見ることができる心を与えられたからである。それでも、「人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない。」(11節後半)とあるように、今ある現実に、どのような神様のご計画があるのかを知り尽くすことは私たちにはできないのであるから、分からないことは分からないままにして、地上のすべての「時」を支配しておられる神様が、「ご自身の時」に、「すべて」のことを、「美しい」と言える状況に変えてくださると期待して生きていきなさいと神様は語っておられるのである。

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