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携挙と大患難時代

  • 朋央 木村
  • 2024年7月27日
  • 読了時間: 8分

2024年7月28日 学び会

※この文章はスライドを文章化したものです。


聖書的歴史観

目的

•     聖書から見た人類の歴史の理解を身につける

 

•     神の計画の偉大さを知ってもらう

 

•     終末的生き方を身に着ける

 

•     聖書の学びのきっかけになるとうれしい

 

 

目次

•     天地創造

•     エデン契約とアダム契約

•     アブラハムの選び

•     シナイ契約

•     初臨のメシアとイスラエルの祭り

•     教会時代

•     再臨のメシアとイスラエルの祭り

•     新天新地

 

注意

•     わかりやすく説明するために厳密でない部分がある

•     これは一つの説であり、他にも様々な説がある

 

教会とは

•     普遍的教会(the Universal Church)

•      目に見えない

•      信者の霊的な群れのこと

•      教会が誕生したペンテコステ(使徒2章)以降の信者が属している

•      信者になった瞬間に聖霊によって教会の一員となる

•      使徒信条の「聖なる公同の教会」はこれを指す

 

•     地域教会(Local Church)

•      目に見える建物の教会のこと

•      行田キリスト教会も地域教会の一つ

 

 

 

携挙とは(1/2)

•     普遍的教会が天にあげられる出来事

•      死んだ信者は栄光の体に復活する

•      その時生きてる信者は生きたまま天にあげられ、栄光の体を着る

•      その後、「キリストの御座の裁き」が行われる

 

•     時期に関して様々な説が存在

•      患難期前携挙説

•      患難期中携挙説

•      患難期後携挙説

 

携挙とは(2/2)

•     携挙に関する代表的な聖句

•      Ⅰテサ4:13-17

「……号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きとともに、主ご自身が天から下って来られます。そしてまず、キリストにある死者がよみがえり、それから、生き残っている私たちが、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられ、空中で主と会うのです。……」

•      Ⅰコリ15:51-52

「聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみな眠るわけではありませんが、みな変えられます。終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちに変えられます。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。」

 

大患難時代

•     反キリストとイスラエルが平和条約を結んだときからの七年間

•      ダニ9:27

 

•     世界でリバイバルが起こる

•      144000人のユダヤ人、二人の証人

 

•     苦しみを通してイスラエルが救われる

•      封印の裁き、ラッパの裁き、鉢の裁き

 

 

七つの封印の裁き

•     第1の封印:白い馬(反キリストの登場)

•     第2の封印:赤い馬(流血、戦争)

•     第3の封印:黒い馬(飢饉)

•     第4の封印:青ざめた馬(死、人類の四分の一が死ぬ)

•     第5の封印:天での多くの殉教者の叫び

•     第6の封印:天変地異(地震、太陽暗転、山と島の移動など)

•     第7の封印:雷鳴と声と稲妻と地震。七つのラッパの裁き

 

 

七つのラッパの裁き

•     第1のラッパ:血の混じった雹と火(地上、植物の三分の一が焼ける)

•     第2のラッパ:火の燃えてる山(海の三分の一が血になる)

•     第3のラッパ:苦よもぎ(川と水源の三分の一が苦くなる。飲むと死ぬ)

•     第4のラッパ:太陽、月、星の三分の一が光を失う

•     第5のラッパ:未信者を五か月殺さず苦しめる悪霊の大群

•     第6のラッパ:四人の堕天使と二億の軍勢(人類の三分の一の死)

•     第7のラッパ:稲妻、雷鳴、地震、雹。七つの鉢の裁き

 

 

七つの鉢の裁き

•     第1の鉢:獣の刻印を受けている人々にひどい悪性の腫れもの

•     第2の鉢:海がすべて血になる。海の中のいのちがみな死ぬ

•     第3の鉢:川と水源がすべて血になる

•     第4の鉢:太陽が火で獣(反キリスト)に従う人々を焼く

•     第5の鉢:獣の国が暗くなり、獣に従う人々は苦しみのあまり舌をかむ

•     第6の鉢:大河が乾き、反キリストの軍勢が集結(ハルマゲドンの戦い)

•     第7の鉢:稲妻、雷鳴、かつてない大地震、島や山の消失、大きな雹

 

 

キリストの再臨(1/2)

•     ユダヤ人が民族的にイエスをメシアとして受け入れた時に起こる

 

•     天使と聖徒を引き連れて来る

 

•     ハルマゲドンの戦いはキリストの勝利に終わる

•      反キリストと偽預言者をゲヘナ(燃える火の池)に投げ込む

キリストの再臨(2/2)

•     羊と山羊の裁き(大患難時代の異邦人の裁き)を行う

•      マタ25:31-46

「人の子は、その栄光を帯びてすべての御使いたちを伴って来るとき、その栄光の座に着きます。そして、すべての国の人々が御前に集められます。人の子は、羊飼いが羊をやぎからより分けるように彼らをより分け、羊を自分の右に、やぎを左に置きます。それから王は右にいる者たちに言います。『さあ、わたしの父に祝福された人たち。世界の基が据えられたときから、あなたがたのために備えられていた御国を受け継ぎなさい。……」

 

•     千年王国を地上に設立される

 

 

おわりに(適用)

適用

•     サタンについて

•     イスラエルの重要性

サタンについて(1/4)

•     サタン(悪魔):神になろうとして堕落した天使

•      イザ14:12-17、エゼ28:11-19

•     悪霊:サタンに付き従った他の天使(天使の三分の一)

•      黙12:4「その尾は天の星の三分の一を引き寄せて、それらを地に投げ落とした。……」

•     燃える火の池(ゲヘナ)は彼らのために用意された

•      マタ25:41「……『のろわれた者ども。わたしから離れ、悪魔とその使いのために用意された永遠の火に入れ。」

•     彼らには救いは用意されていない

•     サタンたちの最大の武器:嘘

 

 

サタンについて(2/4)

•     サタンの嘘

•      異端:「聖書は神の言葉ではない」

•      他宗教:「イエスは救い主ではない。キリスト以外にも救いがある」

•      業による救い「善行を積めば救われる」

•      神の言葉から遠ざける:「聖書なんて読まなくていい」

•      相対主義:「キリスト教は数ある宗教の一つに過ぎない」

•      拝金主義:「お金を手に入れれば幸せになれる」

•      多神教:「ほかにも神はいっぱいいる」

•      ヒューマニズム:「人間の可能性に目を向けるんだ」

•      無神論:「神なんていない」

•      汎神論:「自然や自己にいたるまですべてが神である」

•      優先順位の混乱:「神のことなんか考えるより、日々の生活のことを考えよ」

•      ……

 

サタンについて(3/4)

•     サタンたちの嘘に欺かれない方法は?

→御言葉に固く立つこと(聖書を読むこと)

•     サタンは有限だが、人間よりも賢い

•      夢や幻などで人を偽りに導く

•      Ⅱコリ11:14「しかし、驚くには及びません。サタンでさえ光の御使いに変装します。」

•      悪霊たちと議論するのではなく、御言葉を宣言することで撃退する

•      荒野の誘惑(マタ4:1-11など)ではイエスは申命記を引用して対抗している

•     サタンは人間に与えられていた”この世”に対する権威を持っている

•      それゆえ「この世の神」とも呼ばれている

•      Ⅱコリ4:4「彼らの場合は、この世の神が、信じない者たちの思いを暗くし、神のかたちであるキリストの栄光に関わる福音の光を、輝かせないようにしているのです。」

サタンについて(4/4)

•     キリストにある人は最終的な勝利が約束されている

•      悪霊からの攻撃はあるが、神の守りがある

•      サタンよりも神の方が強い

•      Ⅰヨハ4:4「……あなたがたのうちにおられる方は、この世にいる者よりも偉大だからです。」

•     福音を受け入れることで神の子とされ、守りが与えられる

【福音の三要素】

•             イエス・キリストが私の罪のために十字架にかけられて死に

•             墓に葬られ

•             三日目によみがえった

 

 

イスラエルの重要性(1/3)

•     聖書の預言のほとんどは第一義的にイスラエルに語られたものである

•     神は真実な方⇒イスラエルに対する約束はすべて成就する

•     サタンはイスラエルを根絶やしにしようとしている

•      イスラエルの民族的救いがキリストの再臨の条件

•      マタ23:39「わたしはおまえたちに言う。今から後、『祝福あれ、主の御名によって来られる方に』とおまえたちが言う時が来るまで、決しておまえたちがわたしを見ることはない。」

•     今は異邦人の時だが、神はやがてイスラエルに集中する

•      ロマ11:25-26「……イスラエル人の一部が頑なになったのは異邦人の満ちる時が来るまでであり、こうして、イスラエルはみな救われるのです。……」

イスラエルの重要性(2/3)

•     イスラエルの失敗は異邦人に救いをもたらした

•      ロマ11:11「……かえって、彼らの背きによって、救いが異邦人に及び、イスラエルにねたみを起こさせました。」

•     イスラエルの回復は千年王国をもたらす

•      ロマ11:12「彼らの背きが世界の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となるのなら、彼らがみな救われることは、どんなにすばらしいものをもたらすことでしょう。」

•     異邦人の使命はユダヤ人に妬みを起こさせること

•      イスラエルの神を異邦人が礼拝している姿はイスラエルに妬みを起こさせる

•      ロマ11:13-14「……私は異邦人の使徒ですから、自分の務めを重く受けとめています。私は何とかして自分の同胞にねたみを起こさせて、彼らのうち何人かでも救いたいのです。」

 

イスラエルの重要性(3/3)

•     イスラエルを祝福する者は祝福される(アブラハム契約)

•      創12:3「わたしは、あなたを祝福する者を祝福し、あなたを呪う者をのろう。地のすべての部族は、あなたによって祝福される。」」

•      アブラハム契約は無条件契約であり、今も有効である

 

•     エルサレムの平和のために祈れ

•      イスラエルの救いのために祈ることである

•      詩122:6-7「エルサレムの平和のために祈れ。「あなたを愛する人々が安らかであるように。あなたの城壁の内に平和があるように。あなたの宮殿の内が平穏であるように。」」

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